1年の計は1月にあり

Pacific Dreams, Inc.
President & CEO
Ken Sakai(酒井 謙吉)

日本の諺に「1年の計は元旦にあり」というのがあります。やや古い諺ですが、日本がまだ昭和のころはまだよく耳にしていた気がします。ですが、365日ある1年に対してたった最初の日の1月1日だけをベースにしてその年の行く末を正すとか占うというのはあまり合理的なことではありません。それでも区切りのつく、新しい年の始まりに新しいことを始めて新たに習慣化させるというのは至極まっとうだと申し上げられます。それで元旦の1月1日だけをベースにするのではなく、英語で呼ぶ ”New Year Resolution” を鑑みて「1年の計は1月にあり」とあやかりたいところです。

皆さんの今年やりたいこと、改善したこと、新たに始めたいことは何でしょうか。僭越ではありますが、高齢者の仲間入りをすでにしている私のような年長者からそのへんの勘所を伺い知ることは決して悪いことではないと思います。むしろ少しでも皆さんのご参考になれば私としてはまさに望外の喜びですので、この場をお借りして大したことはないのですが、惜しみなくシェアさせていただきます。

まず、1月の出来るだけ早いうちから始められることの筆頭としては、記録をつけることです。言うまでもないことですが、仕事や生活をする中ではさまざまな数字が毎日のように蓄積されていきます。例えば、会社の仕事で自分の車を使った場合のマイレージは、会社に請求することが出来ますし、(自身や家族の)医療のために使ったマイレージは確定申告時に税額控除することが出来ます。IRS(米国内国歳入庁)が発表している2026年の仕事でのマイレージは、72.5¢/mile、医療は20.5¢/mileとなっています。これらは自分の車を使う場合に適用されるマイレージとなりますので、自分自身で小まめに記録を付けておく必要があります。

ここで医療のことが出ましたが、かかった医療費や処方箋薬代もアメリカの医療制度では通常年間での控除額(Deductible)が設定されていて、その控除額を越えないと、医療保険がフルに適用にはならないという隠された悪しきシステムに縛られています。ですので、新年からのかかった医療費や処方箋薬の金額をやはり小まめに記録しておき、どの時点で控除額をクリアできたのかを認識しておくことが重要です。そうでないと、控除額にまであと少しのところで達していなかったがために、保険が適用されず、高額な医療費をそのまま全額負担しなければならないという事態に見舞われることが現実として起こり得ます。ただしそのような高額な医療費の支払いは、年1回の確定申告時に今度は税額控除の対象として課税から引き落とすことができます。

記録を付けるお話はこのぐらいにしておきまして、今度は新しく始めてみたい生活習慣についてご紹介をしたいと思います。私がたまたま年初に目にしたプレジデント社のオンライン記事の中で、下記の見出しがとりわけ注目を惹きました。

毎朝「スプーン2杯」水で薄めて飲むだけ…血糖値を下げ脂肪を減らすコンビニで買える調味料の名前 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

毎朝スプーン2杯と書いてあるのは、お酢を2杯という意味で、この記事ではリンゴ酢を推奨しています。年齢とともに私も糖尿病や高血圧のリスクに侵され始めておりましたので、早速毎朝このスプーン2杯の摂取を実行に移し始めたところです。リンゴ酢を朝の飲み物に混ぜることによって血糖値を抑え、さらに1日の血糖値を安定化させる効果が期待できるのです。すでに朝食をはじめとする食事後のだるさなどが私はすでに解放された気がいたします。血糖値に悩みを抱えるご同輩の方々がいらっしゃいましたなら、これはぜひとも試してみる価値がある新たな習慣としてとお薦めしたいです。

さらに健康にかかわるところで申し上げますと、年明けから私は新しい処方箋薬の服飲を始めたところです。これは新年になって医療保険を新しくしたことで、今まではこの特定の処方箋薬が保険で適用されなかったため、超高額な金額を払わなければ服飲できなかったものが、保険を替えたことによって保険適用となり、比較的リーズナブルな金額(それでもでやや高額ではあるのですが)にて購入がかなえられるようになりました。またこの新しい処方箋薬の副作用を軽減するために新たなサプリメントも服飲するようになったところです。(サプリメントは薬ではないのでその効果はすぐには実感できないのでありますが)

そのほかの新年の計として立ててみましたのは、会社の新たなミッションと行動指針です。会社を経営する身でありながら、毎年そのようなことを新しく立てていたわけではなかったのですが、今年は年末年始が比較的ゆったりできたためか、割と自然に頭の中に発想が浮かんでまいりました。実は弊社は今年会社を設立してから30年目を迎える節目の年となりますので、そのような指針を立てて社内で発表することも重要だと考えていた次第です。会社設立後の10年目や20年目というそれなりの節目の年ももちろん経てきたのではありましたが、一度も記念行事的なことはしてまいしませんでしたので、今年は実際に30周年目を迎えるこの4月に何らかのお祝いを社員の人たちと一緒に行ってみたいと今からワクワクしているところです。

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Pacific Dreams, Inc. は日系企業様のためのHR(人事労務管理)サービスを提供しているコンサルティング会社です。コンサルティングは日本語ならびに英語でご提供しています。全米に100社以上の日系クライアント企業様がおります。コンサルタントとあわせて、従業員採用時のバックグランドチェックやドラッグテスト、また地域、業種、ポジション別での給与調査サービスもご提供しています。ハンドブックやジョブディスクリプション、各種人事レターの作成も行います。各州の法律に準拠したセクハラ防止トレーニング、管理職向けのマネジメントトレーニングをオンラインで毎月実施しています。初回60分までの無料オンライン面談を受け付けておりますので、私のメールアドレス(kenfsakai@pacificdreams.org)までご一報くださいましたら幸甚です。

Ken Sakai(酒井 謙吉)
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