企業を守るバックグラウンドチェックとドラッグテストの重要性

Pacific Dreams, Inc.
President & CEO
Ken Sakai(酒井 謙吉)

先月9月は『バックグラウンドチェック』、そして今月10月は『ドラッグテスト』のテーマでのウェビナーを無料で開催いたしました。バックグラウンドチェックのウェビナーにはなんと127名が、そしてドラッグテストには94名の方からのお申し込みをいただきました。私は年に何回も日系企業様向けにアメリカのHRトピックでのウェビナーを開いているのですが、バックグラウンドチェックおよびドラッグテストという一見地味なテーマでのウェビナーは無料開催であってもせいぜい50名も集まればよいほうかなと見立てていたものですから、その倍もの方々からのお申し込みをいただいて、とても嬉しい驚きとなりました。

ウェビナーのお申し込みフォームでは一種のアンケート形式を踏んでおりまして、「貴社ではバックグラウンドチェックを実施されていますか?」、同じく「ドラッグテストを実施されていますか?」という質問を繰り出しておりました。その質問への回答としましては、まずバックグラウンドチェックは80%が、そしてドラッグテストは46%が実施されているというお答えでした。私の抱いていた感覚としては、バックグラウンドチェックでは50%強、ドラッグテストに至っては25%弱程度ではないかという予測でしたが、見事に予測は裏切られました。

それらの予測は、弊社ではすでに15年以上にわたって、日系企業様へのバックグラウンドチェックならびにドラッグテストのサービスを提供してきた経験からでの推測であったのですが、弊社が考えていた以上に日系企業様の中でもいまやとりわけバックグランドチェックの実施が浸透していることが知りました。ウェビナー後に何人かの親しくしているクライアント企業様のHRご担当者からお話しを直接お聞きしたところ、多くの日系企業様では人材紹介会社あるいはペイロール会社からの採用時におけるバックグラウンドチェックを含む一連のパッケージサービスをお受けしているということが分かりました。

弊社でも同じくご提供しているのですが、そのパッケージサービスというのは、バックグラウンドチェックで申し上げますと、SSN(Social Security Number;社会保障番号)本人確認、全米犯罪歴調査と州犯罪歴調査の3つがセットになっているチェックサービスになっています。しかしながら、人材紹介会社もペイロール会社も法律で認可を受けている調査会社ではありませんので、当然自社内でそのようなバックグラウンドチェックを実施することは許されていません。ですから、どこか外部の第三者調査機関に委託してサービスを行っていることになります。

3つがセットになっているこのパッケージサービスは最低限のバックグラウンドチェックのサービスになります。業種やポジションによっては、この最低限のチェックだけでは実は十分ではないことがあります。たとえば、募集要項で学歴の要件を4年制大学卒とした場合、履歴書に大学名だけが書いてあるのはやや疑念を抱かせるところがあります。アメリカでの大学卒業率は日本と違って、56%ほどだといわれていますので、実際に大学に籍を置いていたにしても本当に卒業したかどうかはまた別の話になります。また営業職などで車を使って顧客を訪問する、あるいは配送業で社有車で荷物のデリバリーをするといった場合には、過去に車で起こした事故や飲酒運転の記録がなかったかどうかを調べる運転歴調査は必須ではないかと考えます。

さらにドラッグテストに至っては、日系企業様での実施はまだ半分もないわけで、恐らく製造業や飲食業、建設業、エンタメ業などとは違って、職場がまったくのホワイトカラーが働くオフィス環境であれば、貴社はドラッグとは縁遠いと思われるフシがあるからではないかとお察しします。確かにそれが日本であれば、本当にその通りだと何ら異論を挟むこともないのですが、アメリカは日本では考えられないレベルで違法薬物が社会の隅々まで蔓延しているのが現実です。そのような環境の中にあって、アメリカで自社だけはドラッグとは無縁だと言い切る保証はどこにもないとお考えになることの方が自然ではないでしょうか。

今回2つのウェビナーにご参加なされた方々からのご参加後のアンケートの中にもバックグラウンドチェックおよびドラッグテストの実施がいかにアメリカでは重要であり、企業が抱えるリスクを防御することが出来るかを学んだ、ドラッグの中では、多くの州でマリファナが解禁され合法化されている流れの中で、社内でドラッグにどう対処していくべきなのかを知ったというお声をお聞かせいただきました。アメリカで従業員を採用し、雇用していくという中では、従業員が起こしうる犯罪や違法行為、そして違法薬物の使用などは残念ながら完全に遮断することは難しいという認識から、少しでもそういった現実的なリスクを抑え込むためにバックグラウンドチェックおよびドラッグテストは欠かせない企業の不可避の防衛策であると申し上げられます。

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Pacific Dreams, Inc. は日系企業様のためのHR(人事労務管理)サービスを提供しているコンサルティング会社です。コンサルティングは日本語ならびに英語でご提供しています。全米に100社以上の日系クライアント企業様がおります。コンサルタントとあわせて、従業員採用時のバックグランドチェックやドラッグテスト、また地域、業種、ポジション別での給与調査サービスもご提供しています。ハンドブックやジョブディスクリプション、各種人事レターの作成も行います。各州の法律に準拠したセクハラ防止トレーニング、管理職向けのマネジメントトレーニングをオンラインで毎月実施しています。初回60分までの無料オンライン面談を受け付けておりますので、私のメールアドレス(kenfsakai@pacificdreams.org)までご一報くださいましたら幸甚です。

Ken Sakai(酒井 謙吉)
President & CEO
Pacific Dreams, Inc.
Office: 503-783-1390   Cell: 503-910-3506
kenfsakai@pacificdreams.org
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8532 SW Saint Helens Drive, Suite 220, Wilsonville, OR 97070 USA

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